ミステリと言う勿れ 好きな小話①

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hoshi2man

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1986年8月26日、おとめ座、五黄の寅、O型、千葉県富津市出身、印西市在住、3児の父(6歳、4歳、2歳)※2021年末時点
木更津高専卒業→(編入)和歌山大学→(就職)某建設コンサルタント

自分らしい生き方とは何ぞや?と悩む30代男性。
食・農業、防災、福祉に興味あり。

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最近、ドラマ化されて話題の「ミステリと言う勿れ」をご存じですか?
このドラマの原作になっている漫画が好きです。特に主人公が語るストーリーとは直接関係ないように見えて、重要なことを伝えている小話が大好きです。
そこで、その小話のうち、特に筆者が印象に残ったエピソードを紹介したいと思います。これだけ読んでも漫画の内容は分からないと思いますが、ちょっとでも漫画の内容知りたくない!という方は、読まないでください。

ミステリと言う勿れの概要

小話の内容に入る前に、そもそもどんな漫画か、少しだけご紹介。

  • タイトル:ミステリと言う勿れ
  • 作者:田村由美
  • 掲載誌:月間フラワーズ
  • 連携開始:2017年1月号

月間フラワーズの公式ホームページでは、「解読解決青年・久能整が謎も人の心も解きほぐす、新感覚ストーリー。」というキャッチフレーズが示されていました。私なりの解釈による概要はこんな感じです。

事件に巻き込まれやすい運命を持つ主人公・久能整による謎解きミステリ。いつも関係ない雑学ばっかり話していると思いきや、どれもが事件の真相に迫る伏線となっており、一癖も二癖もある犯人の本心へとたどり着く物語。

その一見関係ない雑学小話に、心に刺さる内容がちりばめられている訳です。
ということで、本題の小話について語ります。

キラキラネームについて

ある刑事さんが主人公・久能整(以降、親しみを込めて「整くん」と呼びます)に相談します。
「嫁が子供にキラキラネームをつけようとしている。キラキラネームって子供本人が困ると思う。就職が不利になったり、いじめられたりするかも。」

整くんの回答の概要が以下のとおりです。

  • 田舎に帰省した時に聞いた父の親戚の名前は、今じゃ誰もつけないような古臭い名前だった
  • 自分から2、3世代遡るだけで全く違う名前体系になる
  • 日本は、名前の変遷が著しい
  • 自分より後の世代に、自分がキラキラネームと感じるものが出てくるのは当たり前。後の世代では、それが普通になっているかも。
  • それに結局、子どもの名前をたくさん呼ぶのは母親。母親の感覚大事。
  • ただ、名前を付けるときに読み方には注意が必要。例えば心太を「しんた」とつけたけど、「ところてん」と読むことを知らなかった。というのはからかわれるかも。

キラキラネーム=親のエゴみたいな捉えられがちですが、こういった視点でみると、また少し違った感覚になると気づかせてくれた小話(単行本1巻より)でした。

整くん、ありがとうございました。

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1986年8月26日、おとめ座、五黄の寅、O型、千葉県富津市出身、印西市在住、3児の父(6歳、4歳、2歳)※2021年末時点
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