【絵本】アフリカの人びと・26部族のくらし・

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hoshi2man

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1986年8月26日、おとめ座、五黄の寅、O型、千葉県富津市出身、印西市在住、3児の父(6歳、4歳、2歳)※2021年末時点
木更津高専卒業→(編入)和歌山大学→(就職)某建設コンサルタント

自分らしい生き方とは何ぞや?と悩む30代男性。
食・農業、防災、福祉に興味あり。

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素敵な印象の絵本を見つけたのでご紹介します。
「アフリカの人びと・26部族のくらし」という絵本です。

本の概要

本の基本情報は、以下のとおりです。

  • タイトル:アフリカの人びと・26部族のくらし・
  • 作者:マーガレット=マスグローブ
  • 画家:レオとダイアン=ディロン
  • 訳者:西江雅之
  • 発行:1982年1月

本書では、AからZまでのアルファベット単位でアフリカの部族の特徴について紹介しています。本の「はじめに」にの一部を引用して紹介します。

この画集では、26のアフリカの部族が、それぞれたいせつにまもっている習慣を描いて紹介しようとつとめました。多くの部族に共通している習慣もあれば、特定の部族だけにみられる習慣もあります。しかし、どの場面も、アフリカの人びとが何を考え、何をたいせつにしているのかを反映しているといえましょう。
※本文「はじめに」より一部引用

例として「A/アシャンテ族」の内容を紹介します。

A/アシャンテ族(Ashante)のはたおりは、ケンテという美しい布をおります。つややかな絹糸でおり、その布は、もようごとにちがった名がついています。黄色い糸を主にしておった布は、「黄金のこな」ともよばれています。「女王さまがアクラの都にくるとき」という名の布は、たくさんの女の人たちのおきにいりです。「ひとりで国はおさめられない」という名のもようは、この人びとがすむガーナ共和国のはじめての大統領のためにかんがえられました。また、アシャンテ族の王さまは、王さまだけのための、とくべつなケンテをゆったりとまとまっています。
※本文より引用

本の感想

私が、この本を良いと思ったポイントは、以下のとおりです。

  • アフリカ大陸を国というカテゴライズだけではなく、部族という分類から理解できる
  • アフリカに知識がない状態でも手を付けやすい絵本という媒体である。(部族に興味があり、調べようとしてもどこから調べればよいか悩ましいが、まずはとっかかりとしてよい)
  • 部族の紹介が絵画と簡単な特徴の紹介であり、親しみやすい。

注意すべき点としては、発行年が古いので、今現在の状況は変わっている可能性があること、これは断片的な情報でありアフリカの部族すべてを網羅している訳ではないこと、かと思います。

ただ、それを考慮しても、知識のない状態からアフリカについて興味をもってもらうきっかけとして、本書は良いのではと考えました。

ディロン夫妻、マスグローブ氏、西江氏、ありがとうございました。

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1986年8月26日、おとめ座、五黄の寅、O型、千葉県富津市出身、印西市在住、3児の父(6歳、4歳、2歳)※2021年末時点
木更津高専卒業→(編入)和歌山大学→(就職)某建設コンサルタント

自分らしい生き方とは何ぞや?と悩む30代男性。
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