前回に引き続き、介護医療院について調べてみました。今回は、前回より少しだけ具体な内容にも触れてみたいと思います。主な内容は介護医療院公式サイトで公表されていたパンフレットを参考に書いています。
普通の病院とは違うの?
- 介護医療院は病院ではなく、長期療養を受けながら生活する施設です。
- 医師や看護師の配置が義務付けられているので医療を提供することができます。
どんな人が利用できるの?
- 要介護1~5の方であって、病院に入院するほどではないが、在宅や他の介護保険施設等で支えることが難しい方が想定されています。
- 例えば、喀痰吸引や経管栄養等の日常的・継続的な医学管理等が必要な方が想定されています。
どんなサービスが受けられるの?
- 日常生活に必要な医療処置や看護、介護、リハビリテーション等が受けられます。
- 入院している方の能力に応じ、自立した日常生活を営むためのサービスを提供します。
利用料金はどうなっているの?
- 入院する方の要介護度と施設のサービス内容により料金が決められます。(介護報酬上の単位が決められます)
- 居住費・食費については施設ごとに異なります。
- 低所得の方は負担軽減の対象となります。
全国にどのくらいあるの?
- 令和3年9月30日時点で、全国に619施設が開設されています。
- すべての都道府県で開設されています。最も多いのが北海道の35施設、最も少ないのが山梨県の1施設です。
出典:厚生労働省ホームページ 介護医療院の開設数 https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000786506.pdf
さて、簡単ではありますが、介護医療院について
参考:介護医療院ご案内パンフレット https://kaigoiryouin.mhlw.go.jp/assets/docs/kaigoiryouin_5.pdf